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矢場とん 東京店 [グルメ]

去年の12月のなごやめしツアーで、じつは1番美味しいと感動したのが矢場とんの味噌カツであった。戦前の予想では、その写真からとんカツに味噌ダレなんて超ヘビーで腹もたれするような感じで勘弁してください、という予想だったのだが、実際食べてみると1番美味しかったし、なによりも食べた~~~という満足感があった。


シン・なごやめしでは、堂々と1位を授けさせていただいた。


1番予想外なところは、味噌ダレがトロミのあるこってりした感じではなく、完全な液体状のサラサラした味噌ダレでこれが予想外にさっぱりしていて美味しかった。それがカツをバクバクいけてしまう美味しさの原動力になっているんじゃないかな、と思ったほどだ。


矢場とんって東京にも支店があるんだろうな、と思っていた。

東京に帰ったら、もう一度矢場とんの味噌カツを食べてみたい。

そう思っていた。


自由が丘の定期クリニックのあとに、矢場とんに寄ってみようと考えた。


前回の”シン・なごやめし”の日記では、矢場とんは、なごやめしの中のOne Of Themという形でサラッと紹介しただけだが、今回は矢場とんにスポットをあてる、ということで、ちょっと矢場とんについて詳しく紹介してみます。


情報引用元:


「矢場とん」の名物「みそかつ」は偶然生まれた?美味しく食べられるこだわりの裏技も紹介!





昭和22(1947)年に創業した矢場とん。当時はなんと小さな屋台だったそうです。「みそかつ」は、ある1人の客がつまみで食べていた串かつを、名古屋の味噌文化の一つである「どて煮」のたれに浸して食べたという些細なきっかけから始まりました。それからというもの「少し贅沢なご馳走」として名古屋を中心に名物として認知されるまでに。



最初は矢場町の本店1店舗のみでしたが、今や約30店舗を展開する人気店。2004年は東京、2016年には大阪と徐々にスケールアップしていきました。東京銀座店の2階奥には伊勢神宮の御神木の一部がまつられており、御利益にあやかれると知る人ぞ知るパワースポットとしてとして親しまれています。



矢場とんの味噌だれは、1年以上熟成させた豆味噌を使った秘伝のレシピで作っており、さらっとしていてとんかつと好相性。老若男女問わず愛され続けています。また、秘伝の味噌だれは矢場とんの中でも限られた職人しか作ることができないと言われています。こだわりは味噌だれだけではありません。豚肉はやわらかくて美味しい南九州産を使用。矢場とん用に作られた油を吸収しすぎないパン粉やしつこくならないために植物油を使用しています。


店員がお客さんの目の前まで料理を運び、そのあと味噌だれをかけるのが矢場とんのお決まり。そうすることでお客さんが食べる直前に味噌が鉄板に流れていき、湯気と香りが立ち上がることで視覚と嗅覚にも強い旨さをイメージさせます。シズル感溢れる演出も矢場とんならでは。また矢場とんではみそかつにさらに「追いみそ」ができるのをご存じでしょうか。これは冷めてしまったみそかつに熱々の味噌だれを後から追加することで、最後まで美味しく食べられるようにと配慮されたもの。食べる直前の演出から最後まで考え抜かれたところに矢場とんの魅力が詰まっているのではないでしょうか。




東京には2店舗あるんですね。

東京銀座店と東京駅グランスタ八重洲店。


自分は東京駅グランスタ八重洲店のほうに行ってみようと思いました。

東京駅って普段まず行かないですね。山手線でも遠いです。


東京駅構内、八重洲口のほうを歩いていると、やっぱり都会だな~と思います。

ほんとうに都会の駅という感じ。


自分はずっと渋谷、新宿の人だったから、あういう感じが駅のホーム、構内という感じですが、その雰囲気と比べるともう東京駅八重洲口はすごい洗練された都会という雰囲気で別世界に感じます。


東京駅構内をよく見ながら歩いたことがなかったので、今回矢場とんを探すために東京駅八重洲口構内をずいぶんウロウロと歩きましたが、新たな発見も多かったです。


なんかサブカルのお店というか人形グッズなどのお店が多く驚きました。東京三大オタクの街、池袋、秋葉原、中野でいうところの中野の中野ブロードウエイに近いな、と思いました。


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東京キャラクターストリートです。東京駅構内にそういうオタク専門のストリートがあるんですね。テレビ局のオフィシャルショップのほか、ポケモンやリラックマ、ウルトラマン、プリキュアなど、人気キャラクターのショップが大集合している感じです。すごい人だかりで外国人も多かったです。日本の誇る文化ですね。


そのほかにも東京駅ラーメンストリートというのもあって、たくさんの人気ラーメン店が所狭しと並んでいました。ラーメンストリートというスタイルは、もう王道ビジネスというか、どこにでもあるひとつのパターンですね。


矢場とん 東京駅グランスタ八重洲店は、このラーメンストリートのすぐ傍にあります。


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本場の名古屋のお店の規模と比較すると、かなり小さめな店舗ですが、間違いなく矢場とんです。席数にして24くらいでしょうか。カウンターがメインのお店です。いかにも駅チカの中にあるお店という装いです。店内の天井近くには、矢場とんの歴史というかその写真が掲載されていました。


自分は名古屋で食べたときと同じ”わらじとんかつ御膳”にしようと思いました。わらじとんかつ御膳は矢場とんのメニューの中でも1番人気だそうですよ。


矢場とんの特徴は、最初は味噌ダレがかかっていない素の状態で提供される、ということですね。今回はその前の写真撮影に成功しました。


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まずこの状態で提供されてから、店員さんが味噌ダレをジャ~ととんかつの上にかけます。

これが矢場とんスタイルですね。


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矢場とんの味噌ダレは、一般的などろりとした黒に近い色のものではなく、さらりとした茶色に近いクドみのないもので、載せるというより浸ける、という感じですね。みその旨みが豚の身や脂の甘さを引き立たせる。名古屋の地元の人が他店などで日頃よく食べるみそかつよりずっとライトな味わいだそうですよ。


自分は矢場とんのうまさは、この液体状の味噌ダレにあるんじゃないかな、と思うのです。このサラサラした液体状というのがあまりに予想外だったし、ほんとうに豚肉が浸る(ひたる)という感じなんですよね。浸る(ひたる)感じなので、噛めば噛むほどじゅわ~とジューシーというか、さっぱりした美味しさがあってウマいな、と思うのです。


そしてこの味噌ダレの甘くて香ばしい独特な深い美味しさ。なかなか言葉で表現するのが難しいウマさですが、この秘伝の味噌ダレ、矢場とんの中でも限られた職人しか作れないんだそうです。そうなんですね・・・。まさに秘伝のタレですね。


矢場とんの味噌カツを食べて美味しいと思う一番の味の決め手となるのが、この秘伝の味噌ダレの味だと思うのです。一年半熟成させた天然醸造の豆味噌を使用して、時間をかけ丁寧に作っています。


もちろん肝心のとんかつのほうは、南九州産の豚肉を使用し、オリジナルのパン粉でふんわり感とカリッと感を演出しています。


これと液体状の味噌ダレの相性が抜群なのです。

豚肉が上質で柔らかくとてもジューシーです。味噌ダレとよく合います。


これはほんとうにご飯が進みますね~。

日本人に生まれてきてよかったと思います。


今回食べて2回目の経験ですが、やはり美味しいと思いますね。自分のイメージ中にあった味噌カツはヘビーすぎる、勘弁というイメージが180度ガラ変です。


味噌カツは味噌ダレをカツにかけたシンプルな食べ物と思われますが、実は”美味しい味”を出すことが難しい食べ物なのだと思います。というのも、トンカツそのものがくどく、味噌ダレもくどいため、一歩間違えると味噌カツは「くどさのカーニバル」になりかねない食べ物だからです。


自分が食べる前で写真で見る限りはずっとそのイメージを抱き続けてきました。もう食べる前にギブというか勘弁して、という感じです。


HbA1cが急上昇して血糖コントロールが悪くなる代表格のような食べ物だと思っていました。


でも実際は全然そんなイメージを覆すような美味しさでした。


名古屋の矢場町の本店が1番ウマいらしいですよ。本店と支店ではやはり違うらしいです。東京店でも銀座店に今度行ってみますね。


銀座店には伊勢神宮の御神木の一部がまつられており、御利益にあやかれると知る人ぞ知るパワースポットなのだそうです。自分はこういうのに弱いです。


美味しいけどもう1回行きたいか、というと、やっぱり東京駅遠すぎます。

もう移動だけでヘトヘトな感じです。


矢場とんは、名古屋ということでプロ野球の中日ドラゴンズとも深い関係にあるそうです。


矢場とんに通った歴代の中日選手が寄贈したユニフォームが店内に飾られているそうで、ドラゴンズがナゴヤ球場を本拠地としていた時代には同球場で矢場とんの「みそかつ弁当」が販売されていたこともあるそうです。いまのナゴヤドームでも販売されているそう。


巨人ファンにとって中日という球団はある意味、宿敵のライバルの阪神タイガースより嫌な存在で親会社が同じ新聞社ということもあって、なかなかライバル視する度合いに特別な感情があります。1984年はいまだに忘れられないし、ずっと自分のメモリアルの中に居続けています。












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