白湯 [健康]
いまの時期の寒い冬になると、困るのが暖かい飲み物の飲料代がかさむこと。自分は血糖値が上がらない程度にココアやコーヒーをいつも愛飲している。これは暑い夏の日の飲み物にも言えることなのだけれど、糖尿病患者、血糖コントロールが正常でない人の原因は、甘いジュースなどの糖分の入った飲み物をゴクゴク飲んでいるのがいちばん良くない。これってすごく血糖値あがりますよ。食べ物をたくさん食べすぎることも血糖値が上がる原因だけど、この糖分の入った飲み物をゴクゴク飲むのも血糖値を上げる大きな原因なのです。
自分は結構注意している。
ところが、じゃあ普段お茶とかミネラルウォーターとか、それだけで満足できるか、というと、これまたまず無理なんですよね。それだけじゃ人間もたない。あまりに味気なさ過ぎてまず続かないです。やはり適度な量で、ある程度糖分を摂取しないと満足感が得られないものなのです。糖分を吸収すると、人間ってなんか満腹感というか落ち着くものなのです。
やはり精神の安定には、糖分は必要だ、というのが自分の長年の経験値。
毎日、お茶、ミネラルウォーターだけではまず人間持たない。
だから良好な血糖コントロールを心掛けるには、毎日連続でなく、数日インターバルを置いて適度な糖分をとる、という感じで、たまに飲んでささやかな満足感をえる、というのがいいという自分の経験である。
そうなんだけど、最近さらに問題が起きてきた。それはコーヒー、紅茶、ココアを買っていくにつれて、月間でかかる費用がバカにならないのだ。結構かさみます。
とくに寒い冬は暖かい飲み物をつねに毎日飲んでいる感じなので、そのお供としてコーヒー、紅茶、ココアの消費量がすごくて費用的にすごくかさむ。
貧乏人の自分は、なんとかならないかな~。
あまりに寒いので、お湯だけで飲む?というのもあり?
味のないお湯だけ飲んで美味しい?満足できる?
と思ったのだけど、試しにネットで、
”お金がなくて、お湯を飲むとき、何入れる?”
という質問を検索してみた。(笑)
自分の狙いとしては、コーヒー、紅茶、ココアは高いので、なんかそれに代わるもっと安いそういうお湯に入れるものがあるのか?みんな、そういう暖かい飲み物を飲むとき、自分と同じような経験で費用がかさむので、もっと手軽に楽しめるそういうお湯に入れるものを参考にしてみたい、という狙いがあった。
そうすると検索して、出てきたのが結構驚きだった。
それは、
白湯(さゆ)
である。
白湯(さゆ)というのは、お水を沸騰させて沸かして、それを飲めるぐらいに冷まして飲むことをいうらしい。白湯とお湯とは違うらしいのだ。
白湯(さゆ)とは水以外の物を一切入れずに一度沸騰させた湯を50℃~60℃くらいまで冷ました飲み物のことをいう。
白湯の起源は?
五千年の歴史をもつインドの伝統医学であるアーユルヴェーダでは、白湯は体内のバランスを整える飲み物と位置づけられていた。中国では白湯を飲む習慣が現代では広く根付いているが、紀元前4世紀後半に成立したとされる『孟子』には「冬には湯を飲み、夏には水を飲む」と白湯を飲む習慣が既に記載されている。
白湯を飲んで体を内側から温めることを毎日続けると、次のような健康や美容に関する効果があると期待されている。
①胃腸が温まって消化力が高まる。
②腸が温まることで蠕動(ぜんどう)運動が活発になり、便秘解消になる。
③内臓が温まって基礎代謝が上がり、冷え性の改善やダイエット効果につながる。
④体が温まると血液やリンパの流れを促進し、老廃物や余分な水分が体外に排出されやすくなるので便秘やむくみへの効果が期待でき、デトックスになる。
⑤白湯を飲んで肌荒れの原因となる胃腸の不調や腸内環境を整え、栄養の摂取・吸収を改善することで肌トラブルを防ぎ、肌の健康を体の内側から保る。また、血流がアップして美肌効果も。
朝の起床後の水分補給や就寝前のタイミングで白湯を飲むと、体が温まり効果的。
●白湯とお湯の違いは?
それでは「白湯」は「お湯」とはどう違うのか。
一般的には「一度沸騰させたものかどうか」で区別される。
白湯は、水を一度沸騰させて冷ましたもの。お湯は、水を加熱して40℃以上にしたもの。
つまり、40℃以上の水の総称が「お湯」で、その中でも一度沸騰させているものを「白湯」と呼んでいる。
沸騰させる理由とは?
では、なぜ一度沸騰させる必要があるのか。煮沸して消毒するので殺菌や不純物を取り除くことができる。水道水の場合は沸騰させずに温めただけでは、残留塩素や塩素と反応して生成されるトリハロメタンなどの有害物質が水の中に残ってしまう。沸騰させることで、有害物質を取り除くようにしている。また、沸騰させるとカルキ臭が抜けるので口当たりをよくして飲みやすくするという理由もある。
現代のさまざまな水
現代の生活では水は水道水だけでなくミネラルウォーターをペットボトルで販売されているものがあったり、家庭にも手軽にウォーターサーバーを設置できるようになってきたりしている。
ペットボトルやウォーターサーバーの水なら有害物質やカルキ臭が気になりませんよね。
その他にも、浄水器で水道水を浄化し、水道水に含まれる塩素や有機物を除去や減少させておいしくすることもできるし、整水器では、水道水の有害物質を浄化した上で、更に電気分解によりアルカリイオン水(電解水素水)を作ることもできる。
また、水を温めるのもやかんや鍋を使って火にかけるだけでなく、電子レンジや電気ポット、電気ケトルを使うなど様々な方法でできるようになってきた。つまり水の種類や温める方法を選べば、塩素やトリハロメタンを除去や減少させて、白湯をもっと時短で作れるのである。
・・・だそうです。
水道水をそのまま使うのでは有害物質が含まれているので、それをいったん沸騰させて菌を殺して、それを飲みやすい温度で飲むのが白湯(さゆ)ということなんですね。いわゆる健康なお水で、しかも暖かい飲み物、ということなのでしょうか。
水道水から有害物質を取り除くのは、いったん沸騰させる必要があったり、浄水器や整水器とかで水道水を浄化する、という方法になりますね。でも面倒ですよね。
自分も普段、家で水を飲むときは、よっぽどのことがない限り、水道水の水は飲まないです。なんか飲みたくないです。いろいろ入っていそうなので。。かならず近くのコンビニでミネラルウォーター2リットルのペットボトルを2本買ってきます。1本あたり100円くらいで極安なので、これくらいの投資だったらいいかな。水道水飲んでいるよりぜんぜんいいと思います。
水道水から浄化するのはいろいろ面倒なので、もうミネラルウォーターを使って、それを温めれば白湯(さゆ)になる、ということです。
白湯の作り方として、水道水をいったん沸騰させて有害物質を取り除いて、冷まして飲むのもいいですが、ペットボトルの水をそのまま電気ポッドや電気ケトルで温めれば、そのまま白湯ができる、ということですね。
・白湯の電気ポット、電気ケトルでの作り方
電気ポットでの白湯の作り方
沸騰させるタイプの電気ポット、電気ケトルの場合は、沸騰させた後に50~60℃くらいまで冷まして作ります。この方法は一度沸騰させるので水道水を使ってもいいのではないかと思うかもしれませんね。しかし電気ポットや電気ケトルでは10~15分間沸騰させ続けるのが難しいこと、またフタを開けたまま沸騰させ続けるとお湯が吹き出す危険性もあることから、充分に有害物質を取り除くことができません。
そのため、電気ポット、電気ケトルで白湯を作る場合には、沸騰させるだけでなく、カルキ抜き機能が付いたものがおすすめです。温度設定ができる電気ポット、電気ケトルタイプの場合は、50~60℃に近い温度に設定して加熱のスイッチを押すだけですぐに白湯を作ることができます。
自分は、ふだんコーヒー、紅茶、ココア、あるいはカップラーメンを作るときは、もう電気ポット、電気ケトルを使います。いちいちやかんで沸かしたりしません。(笑)自分の電気ポット、電気ケトルは、温度設定ができるものなので、白湯は簡単に作れますね。沸騰させた後、保温設定で50~60℃にしておけば、白湯のできあがりです。もちろんこれは水道水を使う場合です。最初からミネラルウォーターを使えばもっと確実ですね。
自分は、飲む水、飲料水にはミネラルウォーターのペットボトルを使うのですが、電気ポッド、電気ケトルの場合は、なぜか水道水を使うのでした。(笑)でも水道水を使っても、保温設定ができる電気ポッド、電気ケトルなら白湯はできる、ということです。
市販のペットボトルやウォーターサーバーの水なら、電子レンジを使っても簡単に白湯を作ることができます。電子レンジの場合は、電子レンジ可の容器に水を注いで適温に温めるだけで白湯のできあがりです。
この方法で沸騰させ続ける手間をかけなくていいのは、市販のペットボトルやウォーターサーバーの天然水や浄水器や整水器などで浄化された水です。これらの水を利用するのであれば有害物質や不純物が含まれている心配がないので安心して飲めるでしょう。レンジを使って白湯を作る場合は、市販のペットボトルやウォーターサーバーの水などの浄化された水を使うと沸かす必要がないので便利です。
白湯を飲んでると、先述のように、健康にいい5つのメリットがあるし、歴史伝統的に、インドの伝統医学や中国の孟子にも白湯を飲む習慣が記載されているのです。昔からそういう習慣があったのです。
これは驚きでしたね~。
びっくりしました。
白湯は、保温設定付きの電気ポットや電気ケトルだったら、水道水からでも作れるし、ミネラルウォーターであればベスト。もういかにも簡単にできます。
要は、白湯は菌のないお湯のことですね。
それを飲んでいると健康にいいと昔からの保証付きなのです。
自分が、コーヒー、紅茶、ココアにかける費用が勿体ないので、もうこうなったらお湯でも飲んでみる?とやけくそになっていましたが、なんとも白湯じたいにすごい健康、デトックスの役割があるのです。
これは目からウロコでした。
”お金がなくて、お湯を飲むとき、何入れる?”
から偶然導かれた黄金の拾い物でした。(笑)
白湯を毎日飲むことを習慣にして体を内側から温め、健康で美しい体づくりにつなげる、ということですね。
何も加えないのが本来の白湯ですが、そのまま飲むのが苦手な場合や飽きてしまう事もあるかもしれません。そんな場合は、お好みに合わせてプラスしてアレンジしてみると良いでしょう。
ショウガ
レモン
はちみつ
ハーブ(ミントやバジルなど)
お好みに合わせて他の好きなものを入れたり、自由に量を調整したりしてみてはいかがでしょう。
まっこれは当然そうですよね。自分もお金がかからないそういうアレンジを知りたくてネットをググったのがもともとの始まりでしたから。
ちなみに、この白湯、コンビニで売っているの知ってますか?(笑)
アサヒ飲料がホット専用商品として「アサヒ おいしい水 天然水 白湯」として展開しており、2022年11月から全国のセブン-イレブン、ファミリーマート、ローソンで販売されています。
なぜ“お湯”を売るようになったのか、どういった需要があるのか。ちなみに白湯は「水を一度沸騰させたお湯」のことを指します。アサヒ飲料の製品は、白湯の適温とされる約50~60℃に温めた状態で販売されています。容量は340ml。
白湯をいち早く販売したのはセブン-イレブン。「寒い時期に外出先で温かい水(白湯)が飲みたい」「薬を飲むときに温かい水があると嬉しい」という要望があり、2022年2月に東京都内と神奈川県内の一部店舗でテスト販売を始めました。
このテスト販売には多くの反響があり、全国展開を望む声が多かったことから11月より全国販売をスタート。セブン-イレブン広報によると、購入者は女性や高齢者が多いそうです。具体的な用途を聞くと「水分補給」と回答がありました。
ファミリーマートは11月から白湯の取り扱いを始めていますが、販売理由を聞くと「妊婦さんなど女性を中心に、ノンカフェインで味もない体に優しい温かい水の品揃えが欲しいとの声が冬場に一定数あったため」と回答がありました。
ローソンも11月から同製品を販売しており、「当社ではお茶や紅茶などを温かい飲料として展開していますが、白湯も昔から馴染みがある飲み物で需要があると思い取り扱うようになりました」(ローソン 広報部)とのこと。
また、製造元のアサヒ飲料によると、白湯の飲用経験率は年々増加しており、2009年の11.8%から2022年には61.0%と約5倍に。白湯は女性が飲用する印象が多いようですが、男性の飲用経験率も2022年には54.4%と半数以上を占めています。
アサヒ飲料の調査によると、白湯が飲まれる時間帯は朝が多いようです。女性は「冬場の冷えや寒さ対策」を中心に「体に良さそう」、男性は「朝からカフェインを取りすぎないように、意識して白湯を飲んでいる」といった飲用理由が挙がっています。
・・・とのことだそうです。(笑)
驚きそのものですね。まさか白湯、まっ一瞬の捉え方をするなら、お湯がホットドリンクとして有料で売っているんですから。(笑)
この寒さ冷える毎日、厳しい冬のシーズンを迎えると、いつも悩みの種なのが、コーヒー、紅茶、ココアなどでかさむ費用。なんとか代用できるいい案がないか、と思いましたが、まさに白湯(さゆ)というのがあるとは思いも寄りませんでした。
味がなくて単調に感じるかもしれませんが、ちょっと試してみます。
お金かからないし、自分の場合は水道水だけでできてしまうので。。。
情報引用元:
白湯とお湯の違いと効果とは!水道水からケトルやレンジでの作り方!
なぜコンビニで「お湯」が売られるのか