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デザイナーズホテル [ホテル・旅館]

国内の旅行の場合、もう宿泊、ホテルは格安でいい。寝泊りが出来て、雨風を凌げればいい。これが海外だとちょっとせっかくの計画で投資するんだから記念のために素敵なホテルに泊まりたい、という欲も出てくる。


そんなポリシーでいた。だから国内のホテル宿泊予約はひたすらネットの格安ホテル予約を使う。それでなるだけ安いところを抑える。1泊5,000円~7,000円の間に収まるように。もちろんそのホテル一覧を案内するポータル業者のサイトがある。その業者の仲介料も込みだろう。


それが大体自分の旅行予約のパターンだ。


今回もそのポリシーに則って、なる安のホテルをネットで抑えた。12月上旬の名古屋はまだしも、年末の掻き入れどきに新大阪、姫路、京都の格安ホテルを抑えるのはなかなか至難の業だった。


ポイントは予約するタイミングだ。直前だとやっぱり空いてないし、値段も高くなる。格安で抑えるには、もう2か月以上前から計画、それも日時を指定してしまう。もう計画の実行日時をピンポイントで決めてしまう。


そうしてExcelでスケジュール表、予定表を作成する。自分の場合、凝り性なので、もうこの日にどんなグルメメニューを食べて、この日はどこに行くとか、どこのコンサートホールに行くとか事細かに決めてしまう。それも2か月以上も前にだ。(笑)


そうすることで、旅行の日程が見えてくる。何泊何日でどこに何泊するか、がわかる。それを2か月以上前に決めてしまい、ホテルはネットの格安ホテルを取ってしまう。宿泊日より、より前に予約すればするほどホテル宿泊費は安いものなのだ。直前ほど高い。


これは飛行機や新幹線もそうだ。飛行機は2か月前から、JR新幹線は1か月前から予約可能だ。直前になればなるほど高い。飛行機はANAの場合もうスマホで全部できてしまう。JR新幹線もスマートExなるものが登場して、これもスマホですべて完結する。


もう時代はこういう時代なのだ。


自分は今回、名古屋、新大阪、姫路、京都、どれもネット格安ホテルで取ったのだが、姫路のホテルは酷かったな。ふつう、ホテルというのは、1日中フロントは稼働していないとダメだろう?


でもそのホテルは、14:00~23:00が稼働時間なのだ。それ以外の時間は、フロントにスタッフがいないのだ。これって宿泊するお客さんにとってすごい不安なことなんだよね。


ホテルスタッフ、フロントは、オールナイト、オールデイで稼働していないだとダメだ。そしてホテル内の照明も薄暗いし、部屋のテレビも2チャンネルしか映らないような感じで、なんか3泊もしていて、精神的に鬱になってしまった。姫路は大きな街じゃないので、すぐに目的は終わってしまい、すぐにホテルに帰りたいのだが、あまりホテルに帰りたくない、という感じだった。(笑)早くホテルに帰ってもルームメイキングで部屋に入れないので、フロントのチェアで待っていることになる。


なにせ稼働していないので、全館照明が落とされていて、精神的に鬱になってしまう。気が滅入ってしまう感じである。


同じ格安ホテルでも名古屋や新大阪はそんなことはなかったので、しかも姫路ホテルと名古屋ホテルは同じ系列ホテルなので、これはその姫路ホテルの問題なんだろう。


そんな散々な地獄の姫路3泊を経ていたので、そこから京都のホテルに移ったとき、その天国のような居心地のよさ、素敵なお洒落なホテルにテンションが一気に上がってしまった。


ホテルエムズ・プラス四条大宮



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あまりにお洒落なホテル。それなのに1泊5,000円代の格安。

このホテル何者?と思い、思わずネットで調べてみた。


そうすると京都のデザイナーズホテルグループの傘下なのだそうだ。新築オープンしたばかりのホテルらしいですよ。


デザイナーズホテルってなんだ?


「デザイナーズホテル」とは、有名な建築家やデザイナーが手がけた、建築・インテリアデザインのホテルのことです。一般的なシティホテルやリゾートホテルに比べると、外観や内装にこだわりが強く出ています。ホテルごとにコンセプトやテーマが定まっており、他のホテルと差別化することによって、集客力を増すことを目的としています。


・・・だそうです。


そりゃそうだよな。そういうデザイナーズホテルという、いかにもそういう感じである。


今回の旅行は、自分は足が悪くてあまり長時間歩けないので、すぐにホテルに帰ってくることになる。そうするとルームメイキングの時間で部屋に入れるのは、大体15:00からだから、大体フロントのチェアで座って時間を潰していないといけないのだ。


それが、ここの京都ホテルではもう”ラウンジ”が用意されていますからね。(笑)

このラウンジで15:00まで待っていればいいのです。ラウンジではコーヒーも飲めます。


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あまりに素敵なので、惚れ惚れしてしまい、地獄の姫路3泊から一気に天国の京都3泊になったのでした。


ただ、京都に宿泊することで、新たな発見があった。それは宿泊税というものだ。

京都は財政破綻で苦しい財政危機を救うべき、ホテルの宿泊代に税金をかけて徴収するのだ。

フロントでチェックインするときに、それを伝えられ、え?となった。(笑)


ネットで予約するときはそんな税金は含まない。あくまでホテルにチェックインするときに、ホテル側で徴収する税金だ。自分の場合、その場で600円払ったかな。


この宿泊税というのは京都のホテルに宿泊するときのみ発生するものである。

京都だけで実施している制度である。


ご存じのように、京都は、世界各国から観光旅行者がやってくる日本随一、日本No.1の観光都市だ。この旅行者からこの宿泊税を徴収することで、これはかなり財政的に、大きな収入源になるのであろう。


●宿泊税



京都市では、平成28年3月に策定した「はばたけ未来へ!京プラン」実施計画第2ステージにおいて、市民の安全・安心な生活をしっかりと支え、将来にわたり必要な施策・事業を実施することができるよう、持続可能かつ機動的で、特別の財源に依存しない、景気変動等にも耐え得る足腰の強い財政の確立を図っていくとし、そのためには、自主財源の拡充強化により、財政の自主性、安定性を高めていくことも重要であることから、「入洛客への新たな負担のあり方や超過課税等の課税自主権の活用」について検討していくこととしました。



・・・特別の財源に依存しない、景気変動などにも耐え得る足腰の強い財政の確立、自主財源の拡充強化。。。

である。


そこで京都の一番の武器である観光都市であるところに着目して、宿泊税をホテル宿泊に課しているのだと思う。自分はこのニュースを3年前の2020年頃に聞いたとき、京都も大変だよな~でもそれって仕方がないことだよね、京都は日本だけでなく外国からたくさん旅行者が泊まりに来るので、いい財源になるんじゃない、と思ったのである。


まさかその3年後に自分がその宿泊税を払うことになろうとは!思いもよらなかったわけだが。(笑)すっかり忘れていました。


このホテルエムズ・プラス四条大宮は、それは外国人の観光客がすごく多かった。そして若い層も。なにせ1泊5,000円代で、こんな素敵なデザイナーズホテルに泊まれるのだから。


自分も次回から京都に宿泊するときは、もうこのホテルでピンポイントで決めてしまいたいです。それだけ気に入りました。


ホテルの部屋は・・・と言いますと、こんな感じです。自分の場合、1人なので安いシングルにしましたので、大体部屋のスペース的にこんな感じかな、と思います。なんかテレビの設置とかそれ以外のモノを設置する家具みたいなものがまたデザイナーズ的におしゃれですよね。


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これがダブルとか複数人の場合、一気にこんな部屋になるそうです。


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こだわり抜かれたインテリア


機能的で洗練されたインテリアが快適なひとときを実現し、

デザインされた贅沢な空間が、旅の疲れを癒やします。


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ホテルエムズ・プラス四条大宮


観光地各所へのアクセスが抜群の四条大宮駅から徒歩2分。

こだわりのベッドやアメニティで、

旅の疲れを癒してください。


四季折々、様々な表情を見せる京都をのんびり旅しませんか?



観光に、お食事に、ショッピングに。アクセス抜群の立地。


竹林の道や渡月橋など京都の情緒が詰め込まれた観光名所として名高い嵐山へはホテルより徒歩2分の京福電鉄(嵐電)「四条大宮」駅から乗換なしでの移動が便利です。また、世界遺産の二条城や金閣寺へも市内全域をカバーする京都市営バスにて乗換なしで移動できます。




こだわりのベッド・リネン・アメニティ


お客様の肌に直接触れるベッド、タオル、アメニティは、安心してご利用頂けるようこだわりを持って採用いたしました。ベッドは、世界的に有名な「シモンズ社」と共同開発したオリジナルブランド「MARO(まろ)」を全室に導入。一日の終わりをすっきりとリセットしてくれます。


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ファシリティとしては、無料Wi-Fi、全室禁煙、ランドリー、自動販売機、製氷機、、マッサージが常備されている。


いいです~~~。このホテル気に入りました~。


やはりホテルは安ければいいというものではないことが今回身に染みました。清潔感のある綺麗なホテルがいいです。宿泊が素敵だと、旅も心地よく、快適なものにしてくれます。


京都は観光都市なので、ホテルは軒並み、もうみんなべらぼうに高いです。2016年、2017年のときは、京都タワーの隣にあるホテル法華クラブ京都という高級ホテルに泊まりました。1泊16,000円くらいだったかな。あのときはイケイケだったので。(笑)


ホテル法華クラブ京都は、立地、値段ともに確かにゴージャスなホテルでした。


でも、いまは1泊5,000円代で宿泊可能なこのデザイナーズホテルが気に入りました。ここを京都の定宿にしたいですね。


このホテルへのアクセスは、京都駅からだと、地下鉄烏丸線で四条まで行き、そこで阪急電車で乗り換えてから大宮まで行きます。阪急電車の大宮駅のすぐ傍です。


近くに、京福電鉄(嵐電)「四条大宮」駅もありますので、あの有名な観光地の嵐山に乗り換えなしで行けます。


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・・・そして、餃子の王将 四条大宮 1号店はホテルのすぐ傍にあります。(笑)・・というより阪急大宮駅出口に近い、ということかな。


ホテルの近くに楽器店があり、ポールが愛用しているハフナーのベースを発見しました。(笑)


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今回新たに、”デザイナーズホテル”という分野を初めて知った訳ですが、デザイナーズホテルというのは、やはりインテリア、デザイン的にこだわりのあるホテルという意味なんですね。世界にはいろいろなデザイナーズホテルがあります。




●有名なデザイナーズホテル


デザイナーズホテルの持ち味は、珍しいデザインにあります。国内外の有名なデザイナーズホテルをご紹介します。



●ホテルクラスカ(日本・東京)


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東京・目黒の明治通りにある、古いホテルをリノベーションしてできたホテルです。ジャパニーズモダンをメーンとした、日本らしい部屋が特徴のひとつです。また、ギャラリーブースやDJブースなどもあり、若者に人気のデザイナーズホテルです。


●ホテルイルパッツオ(日本・福岡)


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ホテルブランド「スモール・ラグジュアリー・ホテルズ・オブ・ザ・ワールド(SLH)」に加盟している、世界が認めたデザイナーズホテルです。SLHは、日本ではたった8つのホテルしか選ばれていません。「時」をデザインするというコンセプトによって作られている客室は、伝統工芸とモダニズムが融合したインテリアでまとめられています。


●ザ・ホテル(スイス・ルツェルン)


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客室の天井や壁紙に、有名な映画の名シーンが描かれており、モダンなテイストでまとめられています。映画ファンに人気のあるデザイナーズホテルです。


●ザ・スタンダート ハリウッド(アメリカ・ロサンゼルス)


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アメリカの人気ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」に登場したホテルです。カジュアルかつポップなデザインが売りです。街中を見渡せる屋上プールや、24時間営業のレストランなどがある、若者に人気のデザイナーズホテルです。


●ノビスホテル(スウェーデン・ストックホルム)


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銀行を大規模にリノベーションしたのがノビスホテルです。この銀行は「ストックホルム・シンドローム」という言葉を生み出した立てこもり事件が起こった銀行でもあり、デザイナーズホテルへの変貌ぶりが注目を集めました。



●デザイナーズホテルの選び方


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デザイナーズホテルは世界各国にあり、テイストや雰囲気もそれぞれ違います。ウェブサイト「ホテル・アンド・デザイン」では、世界中のデザイナーズホテルが紹介されており、特徴別、地域別にホテルを検索することができます。他にも、デザイナーズホテルに限定した書籍やウェブサイトなどがあります。




情報引用元:


「デザイナーズホテル」とは




今回宿泊したホテルエムズ・プラス四条大宮というホテルは、京都デザイナーズホテルグループの傘下のホテルということですから、そういうグループがあるんですね。そこに登録している京都のデザイナーズホテルはまだほかにもたくさんある、ということですよ。


しかも宿泊費がこの四条大宮のホテルなみに安いといいですね。でも宿泊税はフロントで徴収されると思いますよ。(笑)







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