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おひつ膳 田んぼ [グルメ]

やはり日本人はごはんである。自分は間違いなく食事は和党。朝ごはんはパンよりもごはんと味噌汁派である。都内でおいしいお米、ごはんを食べさせてくれるお店として、以前に表参道の大かまど飯 寅福 青山店を体験して日記で紹介した。厨房にはたくさんの大きな釜戸があって、それでごはんを炊くのだ。


ごはんが似合う和食って、やっぱりおかずが小さくて品数が多いいわゆる上品ですよね。独特の和の佇まいというか、そういう和の美意識が備わっている。


見栄えが美しくて上品。ボリューミーな体育会系でないと、なかなかお腹いっぱい、腹いっぱい喰った~という感覚にならない自分にとって、和食はやはり上品な盛り付けだ。腹いっぱいの満足感を得るというよりは、見かけの美しさ、美食を堪能する、という食事だと思う。


そして美味しいごはんを食べさせてくれる都内のお店は、やはり値段がすごい高い。大かまど飯 寅福もそうだったけど、やはりお米に相当こだわりがある。日本全国からまさにお米の名産地から直送、全国からいろいろな名産地のお米を取り寄せているのだ。こだわりのお米である。だから高いんだと思う。


最近、YouTubeを見ていたら、「おひつ膳 田んぼ」という美味しいごはん専門店が東京都内に展開されていることを知った。やっぱり”美味しいごはん専門店”という響きが和風ですごくいいですよ。


これは魅かれた。行ってみたいな~と思った。


炊きつづける誇り・・・

にっぽんの美味しさを伝え続けます


平成8年創業。1996年ですね。ごはん専門店。登録商標が”おひつ膳 田んぼ”


現在都内に3店舗を構える。代々木店が本店。そして表参道店、三軒茶屋店である。


都内で全国のおいしいお米が味わえるごはん屋さんである。「おひつ膳 田んぼ」は、とにかくお米へのこだわりが強い”ごはん専門店”。炊き立てであることはもちろん、米は時期ごとに一番おいしいお米を使用している。全国からその時期にいちばん美味しいお米を取り寄せているのだ。


そしてごはんを炊く釜にもこだわりがある。毎月1回実演炊飯をして提供している”ぬか釜”という釜でごはんを炊く。


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”ぬか釜”は、もみ殻を燃料にして炊く昔の農家の炊飯器である。美味しいごはんを炊くことに特化した "ぬか釜" は、不要の籾殻や落ち葉の杉を燃料としていて、昔の人の知恵で『うんめぇまんまが炊ける!』電気もガスも使わないエコな調理器具なのだ。究極のエコ炊飯器である。もみ殻を使うから、米作りをする地域で生まれた道具なのだろうが、新潟固有のものかどうかはわからない。東北から北陸にかけて使われていたという話もあるそうだ。




お米のスケジュールも、1か月の間で1週間ごとに使用するお米が違う。お店のHPにて毎月掲載されている。

2024年2月度でいえば、


2/1~2/8     魚沼産コシヒカリ棚田米

2/9~2/11   宮城県蕪栗ふゆみず田んぼ米

2/12~2/24  岩手県江刺金札米

2/25~2/29  山形県置賜産つや姫


お店ではこのスケジュールで精米したての新鮮なお米を炊いているのだ。

これらの自慢の全国のお米は、店頭販売や配送のご注文も可能だ。


1月だけでも4種類のお米をで楽しめる。全国のおいしいお米を都内で味わえるのもうれしいし、種類も月によって変わるので、次の月も行きたくなる。また、スケジュールにあわせて精米しているので、より新鮮なお米をいただくことができる。店頭販売や、配送などもあるので、おいしいお米をおうちでも同じように味わうことができるのだ。ちなみに三軒茶屋店の屋上には、実際の田んぼがありそこでもお米を栽培されているのだそうだ。驚きである。


まさに美味しいごはん専門店。お米に特化した、お米へのこだわりが強い”ごはん専門店”なのである。


お米以外にもこだわりがある。

そのほかにもこだわりが止まらない。


しょうゆ:天然醸造純正しょうゆ使用

みそ:無添加天然醸造

塩:天然ミネラル塩

のり:佐賀有明の初摘み


そして、お店で使用されているうつわは有田焼の食器を中心にオリジナルの茶わん、湯飲みを使用しているとのこと。出るものすべてにこだわりを感じるお店で、来店しているお客さんも細部までこだわりを楽しむことができるのが魅力的である。


これはぜひ行ってみたくなってきた。


代々木店本店や表参道店もいいが、自分は昔、三軒茶屋にいろいろ想い出があり、しばらく三軒茶屋ご無沙汰しているな~と思い、三軒茶屋店を訪問することにした。


おひつ膳 田んぼ 三軒茶屋店


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三軒茶屋駅から国道246号沿いをまっすぐ駒沢大学駅方面に進んでいくと、平屋の建物「おひつ膳 田んぼ」の店舗が見えてくる。平屋で一戸建ての店舗は三軒茶屋あたりでは珍しいので、わかりやすいと思う。



「おひつ膳 田んぼ」は平成8年(1996年)創業で、代々木に本店がある。三軒茶屋店は3つの店舗の中でも一番新しい令和3年(2021年)創業。3年前のピッカピカのお店だ。


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最近できたばかりのお店だが、どこか懐かしい昔ながらの定食屋のような雰囲気の店内である。清潔感もあり、やはりどこか癒しを感じる和の雰囲気満載で、定食屋さんでも一般大衆向けというよりは、もうちょっとハイソで高級な部類に感じる店内の装いだ。すごく上品で洗練された和空間だと思う。



真ん中には大テーブルがあり、12人ほど座れる。テーブル席も3卓、カウンター席も7席ある。家族で来ても、1人で来ても過ごしやすいと思う。町にある大衆向け食堂というよりは高級で洗練されていると思うが、一方で敷居が高過ぎず、落ち着きのある店内で、老若男女問わず入りやすいお店だと思う。




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メニューは、おひつ膳の田んぼの朝ごはんなどは有名だ。シャケの朝ごはんである。お昼頃になると”昼おひつ膳”という形でまた別メニューがある。季節によってそのおかずが違ってくる”季節のおひつ膳”というのもある。


おひつ膳は、全部で13種類


昼おひつ膳(焼きしゃけ)1,200円

昼おひつ膳(さばみそ煮)1,200円

明太子おひつ膳 1,600円

鶏ささみおひつ膳 1,800円

まぐろ中おちおひつ膳 1,800円

かつおたたきおひつ膳 1,900円

銀だらしょうゆかす漬おひつ膳 2,200円

きんき西京漬おひつ膳 2,200円

さけいくらおひつ膳 2,400円

豚角煮おひつ膳 2,200円

ふぐ塩辛おひつ膳 2,200円

うなぎかば焼おひつ膳 2,600円

季節のおひつ膳 1,600円


いい値段するよね~。(笑)大かまど飯 寅福 青山店のときも思ったけど、やはりごはんにこだわったお店のごはん定食はすごい高いのだ。お値段が張る。でもそれだけの値段の価値がある上品な、これぞ日本のごはん定食といえるような代表的なおかずが並んでいるではないか。


自分はすごく悩んだけれど、


銀だらしょうゆかす漬おひつ膳 2,200円


にすることにした。


じゃじゃ~~~ん。


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これは美味しそう~~~。日本人に生まれてきてよかった~と感じるときですね。やはり和定食の食事というのは、こういう感じがいいですね。和定食って、上品な装いで量も少なめだから、血糖コントロール的にみても健康な食事です。そしてなによりも見た目がすごい美しい!使われている食器やおわんが華を添えていますね。有田焼を中心にオリジナルもあって、それが見た目に和の落ち着きと美しさを醸し出していると思いました。


自慢のごはんはこのようにおひつに入って提供されます。おひつのごはんの量としては、ちょうど提供されたお茶碗によそると、ちょうどなくなってしまうくらいの分量で提供されます。


おひつ膳のごはんは、注文の時に好みの量を伝えることができます。おかわりも可能です。そのほかにも、にぎりたてのおにぎりや小鉢もあるので、自分だけの定食をつくっていただくのも楽しそうです。


さっそくいただきます。


使用しているお米は、”松之山魚沼コシヒカリ米”でした。


まず一口ごはんを口に含んだときの印象。


甘~い!である。


なんと甘いお米なんだろう。ソフトで甘みがある。米の甘さが際立ち、もっちりとした炊きあがり。つやつやで粒だっている。


「ぬか釜」で炊くごはんは、一気に燃え上がってガスより強い火力を生みだすから、米の甘さが際立ち、もっちりとした炊き上がりになるのは、そこに起因するかもしれない。


とにかくもっちりしていて甘いので美味しいのなんの。


あまりのおいしさに『道具でこんなに味が違うのか』と茫然としてしまうところもあった。自分のような大食漢では、おかずなしで、このごはんだけで二升は軽く平らげられると思いますね。(笑)


まっ考えてみれば、普段自炊もあまりしないし、外食が多い独身男性の食生活では、こんなつやつやの美味しいごはんにありつけるなんてことは滅多にないから、こういう機会でないと食べられないと思う。


それだけ格別の美味しいごはんでありました。


おかずの銀だらしょうゆかす漬けも抜群の美味ですね~。銀だらってあのように白身で、ちょっと脂の乗りがよくて香ばしい。そこにしょうゆの粕漬のような味付けでこんがり香ばしく焼き上がっているから美味しいのなんの。白いご飯にあう!それも特上の美味しいごはんに絶妙のコンビネーション!という感じである。


日本の和食定食の代表格、王様ですね。


最高だと思いました。


美味しいごはん専門店 ”おひつ膳 田んぼ”

これから頻繁に利用させてもらいたいと思います。


三軒茶屋、懐かしい街です。前職時代にプライベートで想い出があります。

自分から進んで行く街ではけっしてないけど、三軒茶屋、通称、三茶(さんちゃ)は人気あるんでしょ?三軒茶屋というと、やっぱりすぐに思い出すのが、首都高速がバシッと上を走っていること。その首都高速の下にそれなりに町が開けている。そういう景観である、三軒茶屋というのは。


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三軒茶屋は、東京の世田谷区にある街。 世田谷区の中でも知名度が高いエリアで、自由が丘や吉祥寺と並び「住みたい町ランキング」などで、上位にランクインするほど人気がある。 「芸能人が多く住んでいる街」としても有名な他、「トレンディな街」、「オシャレな街」のように呼ばれることも多い。


三茶は家賃凄い高いよね。



「三軒茶屋」という地名は、江戸時代に3軒の茶屋があったことに由来している。渋谷から地下鉄でたった4分で着く三軒茶屋駅直結の「キャロットタワー」は、三軒茶屋のランドマーク的存在。だそう飲み屋も多く、ディープに東京を旅行したい方におすすめの街なのだ。



キャロットタワー


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いろいろプライベートで黄昏の想い出が多い三軒茶屋。今度ゆっくり街歩きして、日記で紹介してみたいです。














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